2017年09月12日

諭鶴羽(ゆづるは)古道

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 淡路島の南の端に諭鶴羽ダムがある。患者さんに、「今年の花見にはぜひ行ってみて!」と教えられた。
 神戸淡路鳴門自動車道を洲本ICで降りて、四国街道を南へ。円行寺の公差点を東に折れるころから、山々には山桜が満開。吉野の山桜は有名ですが、ここ淡路にも山桜は見事に咲いていました。とりどりに咲き誇る山桜をきょろきょろ見ているうちに諭鶴羽ダムに着いた。
 ダム湖の周囲にはソメイヨシノが数千本。周りの山々には山桜が数えきれないほど。諭鶴羽ダム湖は一周2kmほど。ソメイヨシノのトンネルをくぐる散歩は圧巻。
 ちょうど一周したところで小腹がすくのは、ものの道理。まさに、そこにはたこ焼き屋さんが。一つ買って食べてみると、うまい。もう一つ買ってしまった。
  花見のお客さんはそれほど多くない。穴場ですぞ!是非、来年は行ってみてください。

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2017年09月10日

明日香村

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 秋晴れのある日、明日香村へ行ってきた。
 奈良へは何度も来ているが、この明日香村はとてもお気に入り。何か、時代の流れに取り残されたというか、ここだけ時が止まっていたかのごとく。目を細めると、飛鳥時代の風景がそのまま残っているかの様。
 今回は自転車で散策。実は、由美子は自転車が苦手。溝があると落ちるし、杭があると必ず突っ込む。僕は後ろを振り向き振り向き、挙動不審気味に出発。
 まずは石舞台に無事到着。

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 聖徳太子の生誕の地、橘寺へ。聖徳太子は574年、厩戸の王子としてここ橘寺で生まれた。のちに推古天皇の摂政となり、冠位十二階の制・憲法十七条の制定に尽力し、また仏教を政治の基本に据え一般の人々へもその普及に務めた。

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 橘寺にも、賓頭盧さんと如意輪観世音菩薩様が!

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 最後に飛鳥寺へ。
 飛鳥寺には日本最古の大仏である、釈迦如来像がある。中国北朝の形式を受け継いだ「北魏様式」と呼ばれる。整った厳しい表情の中にやさしい微笑みをたたえている、とても美しい仏像です。実は、この仏像の顔は正面ではなくやや右方向を向いている。その方向には橘寺があるそうです。最初は正面を向いていたのだとか。

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 飛鳥寺でチベット仏教の僧お二人に会い、しばし歓談。何でも彼らは如来・菩薩の化身である「ラマ」だそうです。とてもえらい高僧です。路線バスで帰って行かれました。
今回の旅もとても有意義でした。

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2017年09月09日

祖谷渓(いやけい)

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 由美子が行きたがっていた祖谷渓に来た。勿論、いつもの如く車で日帰り。
 まず、迎えてくれたのは小歩危(こぼけ)の手前の道路わきに立つ「やまじち」。ここは妖怪の里だそうだ。

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 吉野川上流であるここ小歩危の渓流ではラフティングやカヌーに興じる人たち。僕たちは、控えめに遊覧船に。巨岩・奇岩を真横に見ては歓声を上げ、斜め45°に走る断層・地層をみるにつけては地球のダイナミズムを感じたり。楽しいひと時でした。

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 源平の戦いに屋島で敗れた平国盛が安徳天皇を奉じ祖谷に潜入し、平家の落人たちがここに土着したそうだ。
 村の入り口に、追手が迫ればいつでも切り落とせるように蔓(かずら)のつたで作ったのが、この蔓橋。

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 平家の落人たちが、昔日の都の生活を偲びながら滝の下で琵琶を奏でながらつれづれをお慰めあったことから「琵琶の滝」と呼ばれている。
 耳をすませば、当時の琵琶の音が聞こえるようなだ。

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 車に戻る途中で、おいしそうなアマゴを見た。
 車を走らせると、雰囲気のいい和風ホテルが。渓谷を見ながらの夕食。選んだのはアマゴ定食。京風の和風だしでおいしかった。
 世界一落差があると思われるたぬきの立ちション。
 僕も一緒に、なんてね。

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